1979-05-24 第87回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
製品生産時におきます作業班を俗称セットと呼んでおりますが、これを編成するに当たりましては、対象森林が天然林であるとか、あるいは人工林であるとか、また太さがどのぐらいかというようなことやら、地形条件がどうなっているかというふうな状況、さらには作業地区と申しまして、トラクターで出す場合、あるいは集材機で出す場合というふうなそれぞれの仕組みによりまして違いますが、一般的にわりに多く使われていますのは、全幹集材機作業
製品生産時におきます作業班を俗称セットと呼んでおりますが、これを編成するに当たりましては、対象森林が天然林であるとか、あるいは人工林であるとか、また太さがどのぐらいかというようなことやら、地形条件がどうなっているかというふうな状況、さらには作業地区と申しまして、トラクターで出す場合、あるいは集材機で出す場合というふうなそれぞれの仕組みによりまして違いますが、一般的にわりに多く使われていますのは、全幹集材機作業
たとえば地ごしらえ等を見ますと、国有林の場合も主として天然林の跡地でございますけれども、全幹集材等々をやりまして、跡地に末木枝条が比較的残らない方法で地ごしらえをやるという形になっておりますし、そういうものに比べまして民有林の拡大造林の場合には、どうしても跡地に末木枝条等の残存が多いという形で人工数もよけいかかるという事例もございます。
そういう観点から、必ずしもそれぞれの比較はできないと思いますが、特に地ごしらえにつきまして国有林と民有林の違いを一、二、例で申し上げますと、民有林の場合ですと、比較的小さな木が多いところを伐採いたしておりますし、それから国有林の場合ですと、伐採に際しましては全幹集材等と申しまして幹ごと一応枝を払って出してくるという形、そういうために、伐採しました後が非常にきれいになっておる。
○日野委員 たとえば、トラクター集材なんかをやる、または全幹集材なんかをやる。そうしますと、もうこれで地ごしらえが十分にできるのだろうかという感じを抱くところがかなりあるわけなんですが、たとえばトラクター集材をやる。そうしますと、そこから地ごしらえをやって、そうして、きちんと植林をしていくということにかなりの支障があるというような実感を実は私持つのですが、いかがなものでしょう。
○説明員(海法正昌君) 全幹集材でございますから、そのままつるして持ってまいりますが、全然ないということはなかったと思います、幾ぶんは残っておったと思います。
それからもう一つは、理由として収益をあげるというのですが、現在はもう作業方法が違ってしまって、御存じのように、全幹集材という、もう枝のついたまま鉄索で持ってくるわけですね。したがって、その倒したために、細いものが支障ができたとかなんとかでなくて、一緒に処理したほうがかえって合理的にいくのですよ。
○矢山有作君 たとえば事が全幹集材の問題であったにしても、全幹集材の問題をめぐって、警官がやってこなければ就業ができないというようなことは、事前に組合との間に、十分な話し合いができておらなかったということを証明するのじゃないですか。
つまり、なるほど全幹集材は、三十一年度からやられておったのかもしれません。しかし、全幹集材の問題をめぐって、組合との間に問題が起こったということは、全幹集材という作業方式をとることによって、労働条件なり、職務の内容に変化がきているはずなんです。それに対する変更があったはずなんです。職務内容が全然変わらぬと言われますか、全幹集材をとる前と以後と。
ことに全幹集材というのですか、こういうような方式の中には、えてして簡単なようでも中に含まれる重大な労働条件の問題がございます。労働条件の問題は、むろん賃金の問題にもからんでおります。賃金の問題がからみ、自分の生命にもかかわるような労働災害の問題があるとすると、こういうようなのは、幾ら話してもこれでいいというようなことはないはずなんです。
○吉村政府委員 御質問の点は、問題になっております全幹集材の問題かと存ずるのでございますが、この全幹集材は、特に取り立てて非常に変わったことをやっているということでは、必ずしもないのでございます。
次に入りますが、今やっておられる合理化の中に、ちょっと参考に、これは聞いておきたいのは、全幹集材という方式を作業に取り入れられておるようですが、この作業に取り入れたことによって、生産費等が、従来とどういうふうに変わってきておるのか、さらにそれをやることによって、雇用の面に、どういう影響を及ぼしておるのか、ちょっとお聞きしたい。
○説明員(片山正英君) それでは、今全幹集材の点について経過をちょっと御説明いたしたいと思いますが、全幹集材は三十一年ごろから実はやっておるわけでございます。それで内応としましては伐木、造林材、架材、運材という系統が伐木、集材、造材というふうに変わりました。
すでに全幹集材ということは現在やっておられるのですから、そうすると、具体的に、これは当然、そういう問題は解決がついていていいと思うのですが、まだ解決ついていないのですか。
説明員(日比野健児君) 林野庁といたしましては、先生御指摘のように、第三者機関にかかりまして、その御手数をわずらわしました結果につきまして拒否するというのは、非常にわれわれとしては実は心苦しいと思っておるわけでございますけれども、事案の性質によりまして、議論のある点につきましては、どうしてもせっかくの調停案でものめないということにもなっておりますが、また、事案の性質によっては、先ほど申しました串間の全幹集材
○柳岡秋夫君 いろいろと、たとえば全幹集材とか、枯殺剤の撒布とか、生産性を向上させるために事業がなされているようでございますが、そういう新しい施策をする場合に、労働組合とあらかじめ協議をして実施をしていると思うのですが、どうでしょうか。